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フィリップス曲線は死んだのか、ブラード総裁とミシュキン氏が論戦

米セントルイス連銀のブラード総裁は15日、フィリップス曲線の死を巡って元同僚のフレデリック・ミシュキン氏と論戦を交わし、この現象が消えたかどうかで意見を対立させた。

  ブラード総裁が20年にわたる経験的証拠で失業率とインフレ率に相関関係がないことが示されたと先に主張した点について、米連邦準備制度理事会(FRB)元理事のミシュキン氏は州と地方のデータはその逆を示唆していると指摘。

  ロンドンで開かれたマネタリー・ファイナンシャル・ポリシー・コンファレンスで発言したミシュキン氏は、「フィリップス曲線がこれまでと同様に強力であることが実際に示されている」と指摘した。フィリップス曲線が死んだと想定するのは危険であり、「景気を良くし続けても、それについて心配することはない」という見方を助長すると付け加えた。

フィリップス曲線の死について論戦したセントルイス連銀総裁とミシュキン元FRB理事

  このやり取りで米金融政策を共に議論したころを思い出したと言いつつブラード総裁は、自身のデータの解釈は正しいとなお信じていると言明。過去20年間のより良い金融政策が曲線の平たん化につながったとの認識をあらためて示した。

原題:
Bullard Spars With Mishkin Over Lifeless Body of Phillips Curve(抜粋)

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