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737MAX修理示す「証拠」写真、別機の可能性-ジャワ海墜落事故

  • ブルームバーグがインドネシア当局報告書案の一部を閲覧
  • 別の航空機の写真だった可能性があると関係者

インドネシアのジャワ海沖で昨年、ライオンエアのボーイング737MAXが墜落し乗客・乗員189人全員が死亡した事故の数週間後、ライオンエアの従業員1人が事故調査担当者に、墜落の前日に同機が適切に修理されたことを示すとして複数の写真を提出した。

  しかし、ブルームバーグが閲覧したインドネシア国家運輸安全委員会(NTSC)の事故調査最終報告書案の一部によると、これらの写真は従業員が主張したものと異なる可能性がある。ボーイング737MAXのコックピット内のコンピューター画面を撮影した写真の時間表示が、修理よりも前に撮影されたことを示しているためだ。

  同報告書案によれば、当局者らも他の写真の信ぴょう性を確認できなかった。事情に詳しい関係者2人は、別の航空機の写真だった可能性があると述べた。

  同報告書案は偽造や虚偽が行われたとは指摘していないが、有効な証拠ではない可能性があると結論付けている。

  ライオンエアの広報担当ダナン・プリハントロ氏は調査に関してコメントできないと語った。米連邦航空局(FAA)、ボーイング、米運輸安全委員会(NTSB)の担当者はコメントを控えた。

  NTSCは現在、事故調査最終報告書を作成しており、11月初めまでに公表する予定。

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ライオンエア事故機を調べる調査員(2018年11月)

撮影:ゲッティイメージズによるBay Ismoyo / AFP

原題:Pictures Raise Specter of Fake Evidence in 737 Max Crash Probe(抜粋)

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