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JPモルガン、流動性規制がレポ市場への資金移動を阻止と指摘

  • 9月半ばのレポ金利急上昇巡りダイモンCEOが電話会議で発言
  • 今後の対応は「規制当局の判断次第」-ダイモンCEO
Trading On The Floor Of The NYSE As Stocks Rebound After Volatile Week While Dollar Slips
Photographer: Bloomberg/Bloomberg
Trading On The Floor Of The NYSE As Stocks Rebound After Volatile Week While Dollar Slips
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

米短期金融市場が9月半ばに変調に見舞われた際、JPモルガン・チェースにはそれを沈静化させるだけの資金も意思もあったが、規制によってそれが阻まれたとジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)が指摘した。

  レポ金利は先月半ばに10%前後に急上昇し、JPモルガンが連邦準備制度からの超過準備の付利(IOER)で得ることができる水準の4倍近くに跳ね上がった。同社が資金をレポ市場に移せば利益を上げることができたはずだった。

  しかし、実際にそうすることはなかった。ダイモンCEOは15日、7-9月(第3四半期)決算発表後のアナリストとの電話会議で、同社としては流動性規制の要件を満たすため、資金を連邦準備制度に準備預金として維持するしかなかったと語った。

  「当社はレポ市場に資金を移動することができなかった。そうすることにやぶさかでなかった」とダイモンCEOは説明。その上で、「準備預金としてわれわれが預け入れている流動性の再調整を望むかどうかは規制当局の判断次第だ」と語った。連邦準備制度理事会(FRB)の報道官はダイモンCEOの発言についてコメントを控えた。

JPモルガンのダイモンCEO

原題:Dimon Says Regulation Limited JPMorgan From Calming Repo Market(抜粋)

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