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米医薬品卸売業者が約2兆円和解案で交渉、オピオイド問題-WSJ

  • マケッソンなど3社が18年間で支払う方向で州・自治体と協議中
  • 製薬会社J&Jも追加資金提供に向けて協議に参加

米医薬品流通業界で支配的地位にある3社がオピオイド系鎮痛剤を巡る訴訟の和解に向け州・自治体と協議を進めており、18年間で180億ドル(約1兆9600億円)を支払う条件となる方向だ。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が15日報じた。

  WSJが事情に詳しい複数の関係者の話として伝えたところでは、医薬品卸売りのマケッソン、 アメリソースバーゲン、 カーディナルヘルスが複数の州の司法長官と協議している。米製薬会社ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も追加資金提供に向けて協議に参加している。これら企業の担当者はコメント要請に今のところ応じていない。

  このような条件で和解合意すれば、卸売業者に有利な決着と受け止められることはほぼ確実だ。卸売業者と州当局者の間ではこれまでに複数の提案がやり取りされた。8月に企業側は100億ドルを支払う和解案を提示したと、事情に詳しい複数の関係者が当時語っていた。これに対し、州司法長官のグループは450億ドルの支払いを求めていた。

  報道を受け3社の株価は時間外取引で上昇。アメリソースバーゲンは一時0.9%高、マケッソンは一時5.7%高、カーディナルヘルスは一時5.4%高となった。

原題:Drug Distributors Negotiating $18 Billion Opioid Settlement: WSJ (抜粋)

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