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米J&J、通期利益予想引き上げ-訴訟費用引き当てず、勝訴に自信

医薬品メーカーの米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、10万件を超す訴訟の多くで勝訴を見込んでいるとして、法務費用の引き当てをしない方針だと明らかにした。

ジョセフ・ウォルクCFOインタビュー

(Source: Bloomberg)

  同社のオピオイド系鎮痛剤やタルク(滑石)などに関連し、巨額の損害賠償を求めた訴訟が多数起こされており、今年に入りすでに8億3200万ドル(約910億円)の訴訟費用が生じている。同社のジョセフ・ウォルク最高財務責任者(CFO)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、これらの多くにおいて勝訴を見込むとし、「あらかじめ計上する費用、見越す費用は何もない。そのような処理は会計基準を満たしさえしないだろう」とした。

  同社が15日発表した7-9月(第3四半期)決算は、調整後1株当たり利益は2.12ドルで、アナリスト予想平均の2.01ドルを上回った。通期調整後の1株利益予想レンジは8.62-8.67ドルに引き上げた(従来は8.53-8.63ドル)。利益予想の上方修正は今年2回目となる。

  15日の米市場でJ&J株は一時、前日比2.7%高となった。

原題:J&J Says No Legal Reserves Needed Amid Wave of Lawsuits (2)(抜粋)

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