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シティ、トレーディング収入が市場予想ほど減少せず-費用は増加

  • トレーディング従業員400人の削減を7月に開始
  • 投資銀、クレジットカードの収入も予想上回る-費用も予想より拡大

米銀シティグループのトレーディング部門は、同水準の収入を生み出すのにそれほど多くの人員は必要ないことを示した。

  同部門の従業員約400人を削減する計画開始から2カ月たち、シティグループは競合行と同様にトレーディング業績がアナリストの悲観的な予想を上回った。シティの7-9月(第3四半期)のトレーディング収入は1%未満の減少。アナリスト予想は4%減だった。投資銀行とクレジットカードの各部門も収入が市場予想を上回った。

  7月に数十人規模で始まった今回の人員削減は、長い間約束してきたものの、実現が困難な効率性の目標履行に向けたマイケル・コーバット最高経営責任者(CEO)の取り組みの一環。債券トレーディング収入はほぼ変わらず。G10の金利と為替が押し上げ要因となった。

  一方、7-9月の費用は1.5%増で、アナリスト予想より大きかった。同行は将来の利益拡大に向けた取り組みに費やしたと説明した。

  投資銀行部門の収入は予想外に増加。債券引き受け業務の収入が7%急増した。M&A(企業の合併・買収)助言業務の収入は欧州や中東、アフリカの案件に支えられた。株式トレーディングと同様に、株式引き受け業務の収入は減少。市場の混乱が背景。

  全体の純利益は6%超増の49億ドル(約5300億円、1株当たり2.07ドル)。一時的な税控除を除いたベースの利益は1株当たり1.97ドルで、アナリスト予想の1.95ドルを上回った。

原題:
Citi Axes Trading Staff and Keeps Revenue in Earnings Feat (1)(抜粋)

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