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ワイヤーカード株急落-FT紙が会計慣行示す文書を公開

  • FTの報道は「全くのナンセンス」とワイヤーカード
  • ワイヤーカードの株価は一時23%安-2月以来で最大の下落

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)がドイツのオンライン決済会社ワイヤーカードの会計慣行を示す文書を公開した。同社のスプレッドシートと財務担当幹部の通信記録は「ドバイおよびアイルランドでの売り上げと利益を不正に水増しする協調的な努力」を示唆するようにみられるとFTは報じた。

  ワイヤーカード株は15日の取引で一時23%と2月以来の大幅安となった。ワイヤーカードの広報担当、イリス・シュテックル氏は強く否定し、報道は「市場の臆測」にすぎないと述べた。同氏は電話取材に対し「全くのナンセンス」だと明言し、「全ての数字は監査を経ている」と説明した。

  FTは同紙による報道が虚偽の資料に基づいているとのワイヤーカードの重ねての主張を受け文書を公開。FTによると、文書はワイヤーカードの内部告発者によって提供された。監査法人のEYは顧客の機密保持義務を理由にFTへのコメントを控えた。

Shareprice, euros

  FT紙はワイヤーカードの一部アジア部門で不正が疑われる取引があったとこれまでに報じ、ワイヤーカード株は今年乱高下していた。同社は4月にソフトバンクグループとパートナーシップで合意し、株価は回復していた。

原題:Wirecard Drops on News Report Suggesting Accounting Misdeeds(抜粋)FT Reveals Documents Showing Wirecard’s Accounting Practices (1)

(広報担当者のコメントなどを追加します)
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