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きょうの国内市況(10月15日):株式、債券、為替市場

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●日本株3日続伸、米中部分合意で景気懸念が後退-自動車や海運高い

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  東京株式相場は大幅に3日続伸。日経平均株価は2万2000円台を回復し、5カ月半ぶりの高値となった。米中貿易協議が部分合意に達し、世界景気への懸念が和らいだ。自動車やゴム製品など輸出関連、海運や医薬品などを中心に幅広く買われた。

  • TOPIXの終値は前営業日比24.93ポイント(1.6%)高の1620.20ー4月17日以来の高値
  • 日経平均株価は同408円34銭(1.9%)高の2万2207円21銭ー4月26日以来の高値
    • 2万2000円台回復は9月26日以来

  りそな銀行アセットマネジメント部の下出衛チーフストラテジストは、米中貿易協議が一部合意に達したことで「これ以上の対立エスカレートが回避されるとの見方から世界景気の回復が期待されている」と指摘。英国と欧州連合(EU)の離脱協議に合意観測が出てきたことも、世界景気への影響回避につながることから「株式相場にはプラス」と話した。

  • 東証1部33業種では海運、医薬品、建設、保険、ゴム製品、輸送用機器、金属製品が上昇率上位
  • 石油・石炭製品は下落

●債券下落、米中部分合意受けた日本株高が重し-オペ結果で中期債安い

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  債券相場は下落。米中貿易協議が部分合意に達したことを受けて株式相場が大幅高となったことに加え、日本銀行の国債買い入れオペで中期ゾーンの需給緩和が示されたことから売りが優勢となった。

  • 新発10年債利回りは前週末比1ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.175%と、3日以来の高水準
  • 新発2年債利回りはマイナス0.285%と9月18日以来、新発5年債利回りはマイナス0.30%と1日以来の水準にそれぞれ上昇
  • 長期国債先物12月物の終値は14銭安の154円47銭。一時は154円42銭まで下落

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • 米中貿易交渉はまだ完璧にうまくいくというわけではないが、部分的な合意は方向的にポジティブ
  • 英国の欧州連合(EU)離脱に関しても最悪シナリオが避けられるとの見方から、マーケットのセンチメント改善につながった
  • 連休明けで出遅れた日本株が上昇したことで、この日の債券市場には全体的に売り圧力が掛かった

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超5年以下と5年超10年以下
  • 買い入れ通知額は1-3年が4200億円、3ー5年が3400億円、5-10年が3500億円と、いずれも前回から据え置き
  • 応札倍率は1-3年と3-5年が前回から上昇、5-10年は低下
  • 三井住友トラストAMの押久保氏
    • 総じて無難なオペ結果だが、中期ゾーンは応札倍率がやや高めで需給緩和が示された
    • 米中の部分合意を受けて日銀の利下げを織り込む動きも多少剥落している面があり、中期ゾーンのオペ結果はそういった部分が反映されている感もある

●ドル・円弱含み、中東情勢や中国慎重姿勢で米金利低下ー108円前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=108円台前半で弱含み。米中貿易協議をめぐっては、米国の対中追加関税引き上げが見送られたものの、中国からさらなる交渉希望姿勢が示されたほか、トルコのシリア侵攻など中東情勢懸念を背景に、米金利が低下したことが重しとなった。

  • 午後3時40分現在のドル・円は前日比ほぼ変わらずの108円38銭。午前に108円45銭まで上昇した後、水準を徐々に下げ、108円28銭を付ける場面も
  • ポンド・ドル相場は0.5%高の1ポンド=1.2671ドル。一時は1.2698ドルまでポンド高に振れた

あおぞら銀行の諸我晃総合資金部部長

  • 米中協議が部分合意し米国の対中関税引き上げ延期が好感されドル・円は上値を試したが、中国からさらなる交渉を希望している姿勢が示され、上値が重くなった。交渉は第1段階で今後も続く見通し。米金利低下も上値を抑制している
  • ポンド・ドル、ボラティリティ上昇し週末に乱高下も。欧州連合(EU)首脳会議や英議会で英EU離脱問題の見極めへ
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