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ウィーワークの社債急落、JPモルガン主導での支援望むとの報道

更新日時
  • JPモルガン、50億ドル規模の資金調達パッケージを投資家に打診
  • 利率15%の無担保債20億ドルが含まれる公算-有担保債や信用状も
The WeWork logo displayed on the glass door of a shared office space in Yokohama, Japan.

The WeWork logo displayed on the glass door of a shared office space in Yokohama, Japan.

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
The WeWork logo displayed on the glass door of a shared office space in Yokohama, Japan.
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

ウィーワークの資金調達を取りまとめている金融機関は、ここ数年間でリスクが最大級となりそうなジャンク債の起債に向け投資家に打診している。同社の既発債の価格は15日に急落した。

  事情に詳しい複数の関係者によると、シェアオフィス事業を手掛けるウィーワークは経営権をソフトバンクグループに握られることにつながる救済策よりも、JPモルガン・チェース主導で進められている約50億ドル(約5400億円)の資金調達パッケージが望ましいと考えている。協議中のパッケージの構造や条件は投資家の関心次第で変わり得るという。草創期からの主要株主が持ち分の大幅な希薄化を回避できる最後の機会となる可能性がある。

  関係者1人によれば、同パッケージには異例の15%の高利率での20億ドル以上の無担保債が含まれる可能性がある。

WeWork Landlords Brace For Drop In Demand

  ブルームバーグの報道を受け、ウィーワークの6億6900万ドル相当の既発債(表面利率7.875%、2025年償還)の価格は米東部時間15日朝に急落、過去最大の下げを演じた。債券価格システムのトレースによれば、同社債は一時、額面1ドルに対して79セントと過去最低を付けた。

  ウィーワークの経営陣は、コストがかさんでも緊急借り入れによって会社を立て直すことができると期待している。ソフトバンクGによる支援を受け入れれば、共同創業者アダム・ニューマン氏やベンチャーキャピタル大手ベンチマーク・キャピタルなど草創期からの主要株主の持ち株比率と影響力は低下する。これら株主の持ち分の価値は急激に膨らんでいたが、同社が新規株式公開(IPO)の計画を先月撤回したことで落ち込んだ。

ウィーワークはソフトバンクGによる救済よりも銀行主導の支援を望むと、ブルームバーグのDavide Scigliuzzoがリポート

Markets: China Open.” (Source: Bloomberg)

  JPモルガンのバンカーらは、ウィーワーク向けデットファイナンスのパッケージを巡り投資家に目立たないように条件を打診しているという。ウィーワークは11月末までに新たな資金を調達できなければ、資金繰りに行き詰まる恐れがある。

  関係者1人が協議の非公開を理由に匿名で語ったところによれば、銀行主導のパッケージは、ウィーワークの最大株主であるソフトバンクGが来年の資金調達で少なくとも15億ドルを提供すると当局への届け出で示した計画を実行することが条件となる。

  ウィーワークとJPモルガンの担当者はいずれもコメントを控えている。

  関係者によると、同パッケージに含まれる無担保債には、魅力をさらに高めるためウィーワークの評価額が200億ドルに達した場合、リターンを30%程度に押し上げ得る新株引受権を付ける可能性がある。同パッケージにはこのほかに約10億ドルの有担保債と約17億ドルの信用状(LC)が含まれる公算もあるという。

原題:WeWork Bonds Tank as Company Pursues JPMorgan Junk-Debt Lifeline(抜粋)

(見出しを書き換え、第1、4段落に社債価格の動きについて加筆し、更新します)
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