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アップルに新たな批判-中国テンセントにネット閲覧データを送信

  • 中国政府との関係があるテンセントがIPアドレスを記録する可能性
  • アップルはこの機能がユーザーのプライバシーを保護すると説明
Apple Inc.'s iPhone X Arrives in Stores
Photographer: Luke MacGregor/Bloomberg
Apple Inc.'s iPhone X Arrives in Stores
Photographer: Luke MacGregor/Bloomberg

アップルは14日、インターネットの閲覧データを中国のテンセント・ホールディングス(騰訊)に送信していることで、新たな批判にさらされた。

  アップルは約2年にわたり、悪意があったり安全でないウェブサイトを読み込む前にユーザーに警告する「iPhone(アイフォーン)」と「iPad(アイパッド)」のセキュリティー機能の一環として、テンセントにデータを送信している。

  問題があると知られているサイトをまとめた既存のリストと比較してアップル側がアドレスをチェックするが、このリストは中国本土のユーザーについてはテンセント、米国を含む他の地域についてはグーグルがそれぞれ管理している。

  アップルの基本ソフト(OS)「iOS」の比較的新しいバージョンでは、この機能は「IPアドレスを記録する」場合もあり、ユーザーの居場所などのデータを中国政府との関係があるテンセントに提供する可能性がある。

  アップルは声明で、この機能はユーザーのプライバシーとデータを保護すると説明。チェックは端末上で行われ、実際のウェブアドレスはテンセントやグーグルと共有されることは決してないと指摘した。同機能はデフォルトで「オン」になっているが、「オフ」にすることもできるという。

原題:
Apple Criticized for Sending Some Browsing Data to Tencent (1)(抜粋)

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