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米政府、シリアでの即時停戦求める-ペンス副大統領トルコ訪問へ

更新日時
  • 鉄鋼関税を5月の引き下げ前の水準に戻す、貿易交渉は停止
  • トルコの国防相とエネルギー相、内相を制裁対象に-米財務長官

米政府は14日、トルコに対してシリアでの「即時停戦」を求めた。米当局はトルコによる先週の対シリア軍事作戦開始を受け、トルコの3閣僚への制裁と同国の鉄鋼製品への関税大幅引き上げを発表した。

  ペンス米副大統領は記者団に対し、トランプ大統領の指示で代表団を率いてトルコを訪問することを明らかにした。ペンス副大統領はトルコとシリアに長期的和平交渉を米国は求めると述べたが、トルコにシリアからの撤退は要求しなかった。

  ペンス副大統領は「トルコが暴力を終わらせるまでは米国がトルコ経済に対して行動を取り続けることをトランプ大統領は極めて明確にした。われわれは即時停戦を求めるとともに、トルコとシリアの国防軍の間での交渉開始を望む」と述べた。

Pence, Mnuchin Hold Press Briefing At The White House

14日に記者会見したペンス副大統領(中央)とムニューシン財務長官(左)

Photographer: Alex Wong/Getty Images

  ペンス副大統領によると、14日に制裁発動の大統領令に署名したトランプ大統領は同日、トルコのエルドアン大統領と話したという。

  トランプ大統領は声明で経済制裁について、トルコの鉄鋼に課している関税を5月の引き下げ前の水準である50%に戻すとともに、貿易協定を巡る交渉を停止することを明らかにした。トランプ政権は今年5月にトルコ製鉄鋼への関税を25%に引き下げていた。

  ムニューシン米財務長官はトランプ政権が制裁対象としたのはトルコの国防相とエネルギー相、内相だと説明した。

原題:U.S. Urges Immediate Cease-Fire in Syria as It Sanctions Turkey

(ペンス副大統領の見解や制裁対象者などを追加して更新します)
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