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【米国株・国債・商品】株反落、米中合意の見極めで懐疑論広がる

更新日時

14日の米株式相場は反落。先週の貿易協議で米中が部分的に合意したことの意味合いを、この日は見極める展開となった。

  • 米国株は反落、米中協議巡る強弱材料が交錯
  • 米国債は休場、コロンブス・デーの祝日で
  • NY原油は大幅安、米中通商合意巡る楽観が消滅
  • NY金先物は反発、米中貿易合意への懐疑論が再燃

  S&P500種株価指数は取引の大半を方向感なく過ごした。トランプ米大統領が自賛する米中通商合意の「第1段階」について、中国側は詳細を詰めるための追加協議を早ければ今月末にも持ちたい意向だと関係者が明らかにし、楽観論に水を差した。一方、中国紙・環球時報の編集長はより楽観的なトーンをツイートで示し、株価を支えた。

  S&P500種株価指数は前週末比0.1%安の2966.15。ダウ工業株30種平均は29.23ドル(0.1%)安の26787.36ドル。ナスダック総合指数は0.1%低下。コロンブス・デーで米国債の現物取引は休場。

  オークブルック・インベストメンツのピーター・ジャンコブスキス共同最高投資責任者(CIO)は、「若干良いニュースが出たことを踏まえると、今週は懐疑的な見方が優勢になる可能性が高いように思う」とコメント。「このような一進一退はこれまでの自然な流れだった」と話した。

  ニューヨーク原油先物相場は2週間ぶりの大幅安。米中が貿易協議で部分的に合意したものの、最終合意には到達しないとの臆測が広がった。中国側は詳細を詰めるためのさらなる協議を早ければ今月末にも望んでいると、関係者が明らかにした。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は1.11ドル(2%)安の1バレル=53.59ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は1.16ドル安の59.35ドル。

Futures fell by the most in two weeks

  ニューヨーク金先物相場は反発。中国が米国との貿易合意に署名する前に、さらなる協議を望んでいることが関係者によって明らかになった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.6%高の1オンス=1497.60ドル。

原題:Stocks Fall as China Trade Pact Questions Linger: Markets Wrap(抜粋)

Crude Declines as U.S.-China Trade Deal Optimism Vanishes

PRECIOUS: Gold Gains as China Wants More Talks; Palladium Record

(第4段落に市場関係者コメントを挿入、相場を更新します)
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