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【NY外為】ドル上昇、地政学リスク再燃で安全需要-ポンド下落

更新日時

14日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。米中の貿易協議や英国の欧州連合(EU)離脱交渉、米国によるトルコ制裁を背景に、安全需要が強まった。主要10通貨ではポンドが下落率トップ。英EU離脱懸念が広がった。

  • ニューヨーク時間午後4時29分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%高。先週は週間ベースで0.5%下落していた。先週は米中が貿易協議で部分合意に達したことから、リスクテーク意欲が高まった。この日はドルとスイス・フランが幅広い主要10通貨に対して買われた
  • ポンドは3カ月ぶり高値付近から下落。17日に始まるEU首脳会議で各国の支持を得られる合意を目指し、離脱交渉の当局者らは追い込みをかけている
    • 離脱交渉の結果がより明確になった際のポンドの急激な動きに備え、トレーダーらはポジションを調整
  • 日本とカナダ、米国が祝日の中、全体的に商いは薄かった。米国債の現物取引は休場
  • 逃避通貨は上値を縮小する場面もあった。米中とも最終的な合意にたどり着く「強い意志」があるとの報道が背景。米国と中国は先週、幾つかの貿易問題について「基本合意」に達したが、詳細を詰め文書化が必要な項目が数多くあると、ムニューシン財務長官は述べた
  • トランプ米大統領はトルコのシリア侵攻に抗議してトルコ制裁を発動すると発表した。声明で、トルコに対する鉄鋼関税を50%に引き上げるとともに、貿易協定を巡る交渉を停止することを明らかにした
  • ドルは対ユーロで0.2%高の1ユーロ=1.1024ドル。対円では0.1%上げて1ドル=108円40銭
  • ポンドは対ドルで0.9%安

欧州時間の取引

  ドルがスイス・フランと円を除く主要10通貨すべてに対して上昇。英EU離脱を巡る高揚感が弱まった。投資家らは貿易面でのさらなる進展も待っている。

原題:Dollar Climbs on Geopolitical Angst; Pound Slides: Inside G-10(抜粋)

Dollar Climbs as Traders Unwind Risk-On Exposure: Inside G-10

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