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シリア政府軍がトルコ国境付近に進軍、米軍が見捨てたクルド人と協力

  • クルド人勢力、トルコへの対抗でシリアのアサド政権と取引
  • EUと米国、シリア侵攻巡り対トルコ制裁に踏み切る構え

シリア政府軍は国内北東部への展開を開始し、トルコ国境付近へと進軍した。米軍のシリア撤退決定で見捨てられた格好となったクルド人武装勢力は、アサド政権と手を組んだ。

  トルコのエルドアン大統領は、クルド人勢力を国境付近から押し戻し難民を再定住させるためトルコ軍のシリア侵攻が必要だったと説明している。だが、この侵攻は国際的な非難を浴び、米国と欧州連合(EU)は制裁をちらつかせている。

  クルド人勢力は過激派組織 「イスラム国」(IS)の掃討で米軍と共に戦った。ただ、トルコ軍の侵攻を受けてIS戦闘員を確実に収容所にとどめておくことがもはやできないかもしれないと警告した。戦闘員の中には欧州出身者もおり、出身国政府は受け入れを望んでいない。

  トランプ米大統領は14日、ツイッターで「トルコに対する大型制裁」が実施されるとあらためて述べつつ、撤退の決定を擁護。米国は「200年も相争っている人々と一緒になって別の戦争を始める」ことはないと話した。

  トランプ氏がこのコメントを発した後、トルコの代表的な株式指数は下げを広げ、一時5.7%安となった。

トルコのシリア侵攻について、ブルームバーグ記者オヌル・アント氏がリポート

出典:ブルームバーグ

原題:
Syria’s Assad Sends Troops North as Turkish Offensive Escalates(抜粋)

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