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シンガポール通貨庁、16年以来の金融緩和-さらなる緩和も示唆

  • インフレや成長の見通しが弱まれば「金融政策再調整」の用意
  • 7-9月は辛うじてリセッション入り免れる

シンガポール通貨庁(MAS、中央銀行に相当)は14日、同国経済成長見通しへのリスクが続く中、2016年以来となる金融緩和に踏み切った。その上で、金融政策のさらなる調整の用意があることを示唆した。

  主な政策手段として為替相場を用いるMASはシンガポール・ドルの為替レート政策バンドの傾斜を「若干」緩やかにするとともに、インフレや成長の見通しが大幅に弱まれば、「金融政策の再調整」の用意があると説明した。

Singapore's economy again barely expanded from year ago

  14日発表の経済指標では、シンガポール経済が7-9月(第3四半期)に辛うじてリセッション(景気後退)入りを免れたことが示されたが、MASは成長見通しに悲観的で、インフレ率は伸びが鈍いまま推移すると見込んでいる。

  シンガポール貿易産業省が同日発表した7-9月の国内総生産(GDP)速報値は前期比年率0.6%増と、ブルームバーグのエコノミスト予想中央値(1.2%増)は下回ったものの、前期の2.7%減(改定)からプラスに転じた。一方、7-9月のGDPは前年同期比では0.1%増と、前期と伸びは同じだった。

原題:Singapore Central Bank Signals More Easing as Growth Risks Mount(抜粋)

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