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Photographer: Spencer Platt/Getty Images North America

米国株は1週間ぶり大幅高、米中の貿易協議が進展

NEW YORK, NY - JULY 12: A man walks by the New York Stock Exchange (NYSE) on July 12, 2018 in New York City. As fears of a trade war eased with China, the Dow Jones Industrial Average rose 140 points in morning trading. (Photo by Spencer Platt/Getty Images)
Photographer: Spencer Platt/Getty Images North America

11日の米株式相場は3日続伸し、1週間ぶりの大幅高となった。米中の貿易協議で進展が見られたことを好感した。

  • 米国株は3日続伸、アップルは最高値更新
  • 米国債は下落、10年債利回り1.73%
  • NY原油先物は大幅続伸、米中が貿易協議で部分合意
  • NY金先物は続落、逃避需要が減退-米中や英・EU交渉が進展

  S&P500種株価指数は過去最高値まであと1.8%未満に迫った。トランプ米大統領は米中が貿易戦争の休戦につながる合意の「第一段階」に達したと発表。早ければ来月にも署名となる可能性があるという。最も厄介な問題の幾つかは依然未解決なことから、S&P500種はこの日の高値を離れて引けた。アップルは最高値を更新。同社は中国で「iPhone(アイフォーン)」を大量に販売する。英国の欧州連合(EU)離脱交渉で進展が示唆されたことも株価を支えた。

  S&P500種は前日比1.1%高の2970.27。ダウ工業株30種平均は319.92ドル(1.2%)上げて26816.59ドル。ナスダック総合指数は1.3%上昇。ニューヨーク時間午後4時52分現在、米10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.73%。

  貿易戦争を停戦に導く包括的な合意には至らなくとも、投資家は協議での進展を評価した。今週は貿易協議を巡り相反するニュースが相次ぎ、市場を混乱させていた。

  TCWグループのシニアポートフォリオマネジャー、ダイアン・ジャフィー氏は「今回の展開を受けて本当に安心感が広がるなら、最高値を更新する可能性はある」と指摘。「相場はきょう上昇しているが、市場に植え込まれた疑いの目は、非常に強くてしつこい」と述べた。

U.S. stocks closed higher, but off highs of the day on U.S.-China accord

  ニューヨーク原油先物相場は大幅続伸。米中の貿易協議進展を好感した。トランプ大統領は両国が部分的合意に達したと発表した。イランのタンカーが紅海で攻撃されたことも買いにつながった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は前日比1.15ドル(2.2%)高の1バレル=54.70ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は1.41ドル上げて60.51ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続落。週間ベースでは3月以来の大幅安となった。米中貿易協議や英国の欧州連合(EU)離脱交渉で進展が示唆される中、逃避需要が減退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.8%安の1オンス=1488.70ドルで終了した。

原題:Trade Thaw Sends Stocks Surging and Street Says Rally Isn’t Over(抜粋)

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