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ゲイツ財団出資の米VIRバイオ、IPOで1.43億ドル調達

  • VIRにはソフトバンクグループのビジョン・ファンドも出資
  • ティッカーシンボル「VIR」、11日にナスダック市場上場

感染症治療薬を開発する米VIRバイオテクノロジーは、米国での新規株式公開(IPO)で1億4300万ドル(約154億円)を調達した。IPO価格は仮条件の下限で決まった。

  サンフランシスコに本拠を置くVIRの10日の発表文によると、714万株のIPOの価格は1株当たり20ドルに設定された。米証券取引委員会(SEC)に届け出た仮条件は20ー22ドルだった。シェアオフィスを手掛けるウィーワークの親会社ウィーなど注目企業の上場計画頓挫は、米中貿易摩擦の高まりや株式相場の波乱でも活況だったIPO市場に影を落としている。

  VIRは2016年創設で、ソフトバンクグループのビジョン・ファンドビル&メリンダ・ゲイツ財団 、シンガポールのテマセク・ホールディングスなどが出資する。目論見書によると、同社のB型肝炎治療法は第2相試験の段階にあり、インフルエンザ治療薬は第1相試験の段階だという。

  IPOの幹事はゴールドマン・サックス・グループJPモルガン・チェースカウエンバークレイズが率いた。同社株は11日にティッカーシンボル「VIR」でナスダック・グローバル・セレクト市場で取引が開始される予定。

原題:
Gates-Backed Vir Biotechnology Raises $143 Million in IPO(抜粋)

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