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今後も大規模緩和を継続、バランスシートの拡大続く-黒田日銀総裁

更新日時
  • 物価2%目標達成されれば、当然拡大したバランスシートも見直す
  • 短期金利上げる状況では長期金利が相応に上昇、受取利息も増加

日本銀行の黒田東彦総裁は16日の参院予算委員会で、2%の物価安定目標の実現に向けて、「この先も大規模な金融緩和を継続する考えであり、日銀のバランスシートの拡大は続く」との認識を示した。日本維新の会の浅田均氏の質問への答弁。

  すでに日銀のバランスシートは570兆円超と国内総生産(GDP)を上回る規模に膨らんでいる。もっとも、物価安定目標が達成されれば、「当然ながら大規模な金融緩和を継続する必要はなくなり、バランスシートの規模も見直していくことになる」と指摘した。

  その際には、日銀の当座預金に付している利息(付利)の引き上げによって日銀の収益が圧迫される可能性があるが、総裁は「経済・物価情勢が好転し、長期金利も相応に上昇していく」とし、「保有国債がより高い利回りの国債に入れ替わり、受取利息も増加する。収益への影響は受取利息を含めた全体で考えていく必要がある」と説明した。

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