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ドル・円は一時108円台、米中協議で部分的合意への期待高まる

更新日時

東京外国為替市場でドル・円相場は一時約1週間半ぶりの水準まで上昇。2日目を迎える閣僚級の米中貿易協議で部分的な合意に至るとの期待が相場を支えた。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時現在、前日比ほぼ変わらずの1ドル=108円ちょうど。107円85銭を安値に一時1日以来の108円13銭まで上昇
  • ユーロ・ドル相場は0.1%高の1ユーロ=1.1015ドル、ユーロ・円は0.1%高の118円97銭

市場関係者の見方

ソシエテ・ジェネラル銀行の鈴木恭輔為替資金営業部長

  • ドル・円は3連休前の仲値に伴うドル需要とトランプ大統領の協議に対する楽観的な発言が重なり上伸
  • 足元の上昇で、ショートカバーもおおむね一巡。もう一段進むかは合意の中身次第に
  • 部分的な合意にどこまで盛り込めるかがポイント。米国側が出してきた為替協定を中国が譲歩して盛り込まれるかどうかは大きな争点に

三菱UFJ銀行の平井邦行上席調査役(ニューヨーク在勤)

  • 市場は部分的合意の中身を期待している。そこに焦点が当たっている限り、アジア時間のドル・円は押し目は拾われやすい
  • 部分的合意では、通貨協定やファーウェイ問題、輸送会社への制裁問題などの争点が浮上する中でどこまで盛り込まれるか
  • すでにかなり期待が高まっており、農産品だけといった最低限の合意だとドル・円は売られやすい
米中貿易協議の部分的合意への期待高まる

背景

  • トランプ米大統領は10日、米中閣僚級貿易協議の初日について「非常にうまく行った」と述べるとともに、11日には中国の劉鶴副首相と会うと語った
    • トランプ米大統領は中国の劉鶴副首相と11日午後2時45分(日本時間12日午前3時45分)に面談
  • 日経平均株価は前日比246円高で取引を終了。米10年国債利回りは時間外取引でほぼ変わらずの1.66%前後で推移
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