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【債券週間展望】長期金利上昇か、日銀の国債買い入れ減額に警戒感

10月第3週(15-18日)の債券市場では長期金利が上昇すると予想されている。日銀の国債買い入れ減額への警戒感が強いためだ。引き続き海外市場の動向に振らされながらも、上値の重い展開になりそうだ。

市場参加者の見方

◎みずほ証券の丹治倫敦チーフ債券ストラテジスト

  • 月末の金融政策決定会合でマイナス金利深掘りが見送られれば、イールドカーブ全体にやや金利上昇圧力がかかろう
  • 米金利は行き過ぎた利下げ織り込みがはく落する形で中期的に上昇へ
  • 海外金利が上昇すればやはり円金利にも上昇圧力がかかる
  • 長期金利の予想レンジはマイナス0.25%~マイナス0.15%

◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 15日の長期債、18日の超長期債の買い入れ額減額が警戒されよう
  • 17日の5年債入札は金融緩和期待から消化に問題はないと思われる
  • 海外市場にらみとなろうが、日銀オペ減額への警戒感などから国債利回りの低下は進みづらいだろう
  • 長期金利の予想レンジはマイナス0.20%~マイナス0.15%

日銀オペ予定

対象年限直近オペの金額
15日1-3年4200億円
3-5年3400億円
5-10年3500億円
18日10-25年1200億円
25年超300億円

過去の日銀国債買い入れオペの結果一覧

国債入札予定

年限発行予定額前回の表面利率
17日5年債1兆9000億円程度0.1%

主な材料

  • 15日:日銀の定例支店長会議、黒田総裁のあいさつ
  • 15日:米国が2500億ドル相当の中国からの輸入品に追加関税
  • 15日:国際通貨基金(IMF)の世界経済見通し(WEO)
  • 18日:米国が対EU報復関税を発動
  • 17日:31日の英EU離脱期限前最後のEU首脳会議(18日まで)
  • 18日:9月の消費者物価指数
  • 18日:中国の7-9月国内総生産(GDP)
  • 18日:ワシントンでIMF・世界銀行の年次総会(20日まで)
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