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UCBがラ・ファーマ買収へ-希少疾病薬を取り込む動き相次ぐ

  • 約2700億円で買収合意-1株当たりの金額は前日株価終値の2倍強
  • ラは重症筋無力症の新薬を開発中-同領域のUCB治験薬を補完も

ベルギーのバイオ医薬品メーカー、UCBは10日、同業の米ラ・ファーマシューティカルズを約25億ドル(約2700億円)で買収することで合意したと発表した。最近業界で合併・買収(M&A)や提携が相次いでいる希少疾病薬の分野で有力な競合相手の1社を吸収する。

  10日の発表資料によると、UCBはラ・ファーマシューティカルズ株1株につき現金48ドルを支払う。これは9日の株価終値の2倍強に相当する。ラは10日、前日比101%高の45.64ドルで引けた。

  ラで開発が最も進んでいる新薬候補は重症筋無力症(MG)治療薬のペプチド阻害剤zilucoplan。UCBも同領域でrozanolixizumabを開発中で、ラと同様に第3相試験にある。MGは神経から筋肉への指令を受け取る受容体の働きが阻害されることで発症する希少疾患で、患者は米国と欧州連合(EU)、日本で合わせて約20万人に上る。

  ジェフリーズのアナリスト、ピーター・ウェルフォード氏によると、zilucoplanはrozanolixizumabを補完するものとなり、ピーク時の売り上げが10億ドルを超える可能性があるという。

Shares advanced as top drug showed hope in more than one rare disease

原題:
UCB to Double Down in Rare Disease With $2.5 Billion Ra Deal (2)(抜粋)

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