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Photographer: Dhiraj Singh

武田薬、ロシア・中東資産の売却で合意近い

  • PE投資会社出資の医薬品会社への売却で交渉が進んだ段階
  • 中南米やアジア、西欧の店頭薬・処方薬事業の売却も目指している
Ranbaxy Laboratories Ltd.'s Atorvastatin Calcium Tablets IP Storvas 10 tablets are arranged for a photograph in Mumbai, India, on Thursday, Feb. 20, 2014.
Photographer: Dhiraj Singh

武田薬品工業は、中東とアフリカ、ロシアの資産をプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社が出資する医薬品会社に売却することで合意に近づいている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたもので、債務削減のため約10億ドル(約1080億円)を調達するのに役立つ可能性がある。

  武田はロシアの店頭薬と処方薬の資産をシンベンベインキャピタルが所有する独シュターダ・アルツナイミッテルに売却することで交渉が進んだ段階にある。協議の非公開を理由に関係者が匿名を条件に明かした。

  武田はさらに、中東・アフリカ資産をスイスのアシノ・インターナショナルに売却することで合意に近づいている。アシノはノルディック・キャピタルアビスタ・キャピタル・パートナーズに所有されている。

  最終決定は下されておらず協議の決裂や遅延もあり得ると、関係者は指摘した。武田とシュターダ、シンベン、ベイン、ノルディック、アビスタの担当者はいずれもコメントを控えた。

  ブルームバーグ・ニュースは先月、武田が中南米やアジア、西欧の店頭薬と処方薬事業の売却も目指していると報じていた

  同社は資産売却で約100億ドルを調達してポートフォリオの簡素化を進め、620億ドル規模のシャイアー買収で膨らんだ債務を削減することを目指しており、日本国外の非中核事業を売却する機会を探っている。

原題:
Takeda Said to Near Russia, Mideast Asset Sale to Private Equity(抜粋)

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