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Photographer: Bloomberg/Bloomberg

米国株が続伸、米中貿易協議に注目-国債下落

更新日時
Pedestrians walk along Wall Street near the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Monday, March 11, 2019. U.S. stocks bounced back from the worst week of the year, as chipmakers rallied on deal news and the latest retail-sales data boosted confidence that the economy isn't headed for a downturn.
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

10日の米株式相場は続伸。米国債利回りも上昇した。米中貿易協議の閣僚級会合が開かれる中、最新の展開に市場の注目が集まった。

  • 米国株は続伸、銀行や自動車の上げ目立つ
  • 米国債は下落、10年債利回り1.67%
  • NY原油先物は反発、米中が協議継続-OPEC表明も好感
  • NY金先物は反落、ダラス連銀総裁が利下げ限定論

  S&P500種株価指数は銀行や自動車株を中心に上昇。変動の大きい展開となった。アジア・欧州時間に米中交渉の進展を巡り相反するニュースが流れ、株価指数先物は時間外取引で荒い値動きとなっていた。

  S&P500種は前日比0.6%高の2938.13。ダウ工業株30種平均は150.66ドル(0.6%)上げて26496.67ドル。ナスダック総合指数は0.6%上昇。ニューヨーク時間午後4時50分現在、米10年債利回りは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.67%。

  経済指標の悪化や、過去数日に米中間に新たな緊張が生じたことを背景に、市場は神経質になっている。米中両国は7月以降で初めとなる閣僚級の貿易協議を開始した。ニュースが流れるたびに市場は動揺し、協議の長さから通貨協定の可能性に至るまで、トレーダーらは材料の消化に追われた。

  TIAAの世界市場担当プレジデント、クリス・ギャフニー氏は「中国との貿易協議がすべてだ。これがどれほど予測不可能かは周知の通りだ」と指摘。「これまでかなり激しく一進一退を繰り返してきた。実際に合意が成立するまで待つしかないだろう」と述べた。

Stocks have whipsawed on conflicting trade headlines

  ニューヨーク原油先物相場は反発。約3週間ぶりの大幅高となった。注目を集める米中の貿易協議は、初日の午後も継続。市場では楽観が続いている。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国は、相場下落を回避するためなら「手段を選ばない」と表明した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は前日比96セント(1.8%)高の1バレル=53.55ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は78セント上げて59.10ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。ダラス連銀のカプラン総裁が米利下げについて、「本格的な引き下げサイクル」となるべきではないと述べたことから、長期的な金融緩和への期待が後退した。こうした期待を背景に、金価格に連動する上場投資信託(ETF)の保有高は、過去10年で最長の連続拡大を記録していた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.8%安の1オンス=1500.90ドルで終了した。

原題:Stocks Climb as Investors Focus on Trade Talks: Markets Wrap(抜粋)

Oil Climbs on Optimism Around Potential U.S.-China Mini Deal(抜粋)

Gold Falls as Fed’s Kaplan Says Rate Cuts Should Be Restrained(抜粋)

(第4-5段落を追加し、更新します)
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