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EU離脱合意、このランチが最終チャンスか-英アイルランド首脳会談

  • ジョンソン、バラッカー氏はイングランド北西部の秘密の場所で会う
  • バラッカー氏を説得できれば大枠合意をまとめるチャンスが生まれる

このランチミーティングが、英国の欧州連合(EU)離脱の行方を左右することになりそうだ。

  ジョンソン英首相は10日にアイルランドのバラッカー首相と非公式の首脳会談を行う。英離脱後のアイルランド国境にハードボーダー(物理的壁)設置を回避する方策について、双方は妥協の余地を探る。10月31日の離脱期限までわずか3週間だが、離脱協議は行き詰まり、秩序立った離脱に向け合意をまとめる時間はほとんど残っていない。

  ジョンソン、バラッカー両首相はイングランド北西部の非公開の場所で会う。完全な決裂を避けるには、共通の利害を見いだす必要があるが、進展がない責任を英とEUが相互になすり合う状況で、協議を取り巻く雰囲気は最近数日で悪化した。

  ジョンソン首相は従来の「バックストップ(安全策)」の代案として、英領北アイルランドがEUとの関税同盟から移行期間終了時に英国と共に離脱するが、農産品と工業製品分野でEUの単一市場ルールに沿った規制にとどまる案を提示。アイルランド国境から離れた場所での限定的な税関検査をジョンソン氏は提案したが、バラッカー氏はそのような検査を行えば、北アイルランド和平を脅かすと主張している。

  英国を除くEU加盟27カ国の方針はアイルランドの立場に沿うと予想され、ジョンソン氏がバラッカー氏を説得できれば、EUが17、18日に開く首脳会議前に合意の大枠がまとまる可能性も否定できない。

U.K. PM Boris Johnson Meets Taoiseach Leo Varadkar

ジョンソン英首相とアイルランドのバラッカー首相(ダブリン、9月9日)

Barnier: Both Sides Aren't in a Position to Reach Brexit Deal Yet

英国との離脱交渉を担当するEUのバルニエ首席交渉官

    原題:Johnson and Varadkar to Meet in Last Ditch Bid for Brexit Deal(抜粋)

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