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日産:来年早くに臨時株主総会、内田新CEOら取締役に-関係者

更新日時
  • ルノー出身のグプタ氏選任も提案、西川前社長は取締役も退任の方向
  • 取締役会内での日産とルノーのパワーバランスが変化する可能性も

日産自動車は新たな首脳陣での経営体制発足に伴い、来年の早い段階で臨時の株主総会を開く方向で調整している。事情に詳しい関係者らが明らかにした。

  関係者によると、総会では現専務執行役員で社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格する内田誠氏(53)と最高執行責任者(COO)となるアシュワニ・グプタ氏(49、三菱自COO)の取締役選任を提案する見通し。

Nissan Braces for Pain as Weak Profit Forces Restructuring

日産本社前で展示される日産車

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  不正報酬問題を受けて9月にCEOを辞任した西川広人氏(65)はガバナンス上の問題があるため取締役も退任する方向。CEO代行を務める山内康裕氏(63)の取締役継続については今後決めるという。

  日産広報担当の奥田浩司氏はコメントを控えた。

  カルロス・ゴーン前会長が会社法違反(特別背任)などで逮捕・起訴されて以降、日産は筆頭株主であるルノーと経営統合についての考え方などで溝を深めていた。

  現在の日産取締役の人数は11人。日産生え抜きの取締役が退任する一方、同社とアライアンスを組む仏ルノー出身のグプタ氏が新たに加わることで両社のパワーバランスに変化が生じる可能性もある。ただ、現在の取締役メンバーであるルノーのボロレCEOが同社のトップを交代するとの観測も浮上しており、状況は流動的だ。

  日産は8日、内田氏とグプタ氏に加えて関潤専務執行役員(58)を副COOに昇格させる3頭体制の新首脳陣を発表していた。就任は遅くとも来年1月1日付としており、準備作業を含めると臨時株主総会の開催は2月ごろになるとみられる。

(広報担当者の反応を追加して更新しました)
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