コンテンツにスキップする

トランプ氏、ジュリアーニ氏顧客の訴追回避で閣僚に支援要請-関係者

  • 2017年に当時のティラーソン国務長官に司法省説得で支援求めた
  • ティラーソン氏は捜査への介入だとして大統領の要求を拒否

トランプ米大統領は、ルディ・ジュリアーニ氏の顧客だった金トレーダーのレザ・ザラブ氏の訴追を断念するよう米司法省を説得するため、ティラーソン国務長官(当時)に支援を求めたものの拒否された。2017年に大統領執務室で行われたやり取りについて詳しい関係者3人が明らかにした。

  トルコとイランの国籍を持つザラブ氏は当時、米国の対イラン制裁を回避したことでニューヨークの連邦裁判所で訴追されるところだった。同氏は代理人として元米司法長官のマイケル・ムケージー氏と、トランプ氏の現在の顧問弁護士で昔からの支持者であるジュリアーニ氏を雇っていた。ジュリアーニ氏はザラブ氏の問題の法廷外での決着へ向けて外交的解決策を見つけるため米当局者に働き掛けていた。

  ティラーソン氏は、継続中の捜査への介入に相当するとして大統領の要請を拒否。他の出席者はトランプ氏の要請にショックを受けていたという。

relates to トランプ氏、ジュリアーニ氏顧客の訴追回避で閣僚に支援要請-関係者

ティラーソン国務長官(当時)とトランプ大統領(2017年)

フォトグラファー:Jabin Botsford / The Washington Post via Getty Images

  ティラーソン氏は執務室の外でケリー大統領首席補佐官(当時)との廊下での会話で、大統領が要請したことは違法だと強調し、不満を繰り返したという。こうしたやり取りが過去に報道されたことはなく、関係者はいずれも匿名を条件に語った。

  ホワイトハウスはコメントを控えた。ケリー、ティラーソン両氏は代理人を通じてコメント要請を断った。事情に詳しい別の関係者によると、司法省はザラブ氏の訴追断念を検討したことはないという。

TURKEY-POLITICS-CORRUPTION

レザ・ザラブ氏(2013年)

撮影:Ozan Kose / AFP via Getty Images

原題:
Trump Urged Top Aide to Help Giuliani Client Facing DOJ Charges(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE