コンテンツにスキップする

日本紙、オローラから豪・NZの板紙パッケージ部門買収-約1243億円

更新日時
Nippon Paper Industries Co. Ishinomaki Mill in Ishinomaki City, Miyagi Prefecture, Japan.
Nippon Paper Industries Co. Ishinomaki Mill in Ishinomaki City, Miyagi Prefecture, Japan. Photographer: Tomohiro Ohsumi
Nippon Paper Industries Co. Ishinomaki Mill in Ishinomaki City, Miyagi Prefecture, Japan.
Photographer: Tomohiro Ohsumi

日本製紙は10日、オーストラリアのオローラから豪州・ニュージーランド(NZ)事業のうち、板紙パッケージ部門を17億2000万豪ドル(約1243億円)で買収すると発表した。取得資金は、みずほ銀行からブリッジローンで調達した後、金融機関からの借り入れ、社債発行などで賄い、エクイティファイナンスは予定していない。事業譲受期日は2020年1月31日の予定。

  日本製紙が発表した資料によると、同部門は板紙や段ボール、紙器の製造販売を手掛け、売上高は14億2600万豪ドル、従業員数は約3300人。

  日本製紙は、今回の買収で人材や調達、物流面で効率化することにより、アジア・オセアニア地域でのパッケージ事業の拡大を目指す。

  同社は、パッケージや家庭紙、ヘルスケアなど5部門を成長分野と位置付けており、売上高のうちパッケージを含む生活関連事業は19%を占め、紙・板紙事業の69%に次ぐ規模。パッケージ事業は、ベトナムやインドなど海外でも展開している。

  オーロラは、板紙パッケージ事業で、独自の古紙回収システムや段ボール原紙の製造設備、関連資材・サービスまで一貫して展開するビジネスモデルにより、豪州・NZ市場で高いシェアを占めている。

  

(2段落以下に情報を追加し更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE