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米求人件数は昨年3月以来の低水準、予想外に減少-減速を裏付け

8月の米求人件数は市場の予想外に減少し、2018年3月以来の低水準となった。労働市場は総じて引き締まった状況が続いているものの、人員採用が全般的に減速していることを裏付けた。

キーポイント
  • 求人件数は前月比12万3000件減の705万件
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は725万件
    • 前月は717万件(速報値722万件)に下方修正
  • 離職率は2.3%に低下
    • 過去1年間の数値と同水準
    • 労働者が職探しに引き続き自信を持っていることを示唆
Total job openings in the U.S. dipped to the lowest level since March 2018

インサイト

  • 求人件数は昨年11月に過去最高の763万件を記録して以降、下方トレンドにあり、今回の数字は労働市場が活気を失いつつある新たな兆候となった。適任な人材の確保が難しく、景気見通しが曇る中、企業は今年、雇用に後ろ向きになっている
  • 欠員総数は米失業者数を100万人余り上回った
  • 人材紹介サイト、インディード・ドット・コムのエコノミスト、ニック・バンカー氏:
    • 「多くの指標で見ると、労働市場は依然力強いが、勢いを失いつつある」
    • 「雇用主は採用を控えている。この日の数字は、労働市場の減速が雇用主側の需要に起因するとの論拠の信ぴょう性を高める」

詳細

  • 雇用された労働者は578万人に減少。自発的離職者と解雇者の合計であるセパレーションは18年ぶり高水準から減少して564万人
  • レジャー・ホスピタリティーの求人は6万1000件減-2017年以来の低水準
  • 情報や製造業、金融の各業界での求人も減少

原題:Job Openings in U.S. Decline to Lowest Since March 2018 (1)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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