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エクアドル政府、燃料高に抗議のデモ隊に対話呼び掛け-混乱収束図る

  • 先週決定した燃料への補助金打ち切りは撤回しないと当局者
  • 政府の燃料補助廃止で、ガソリンやディーゼル油の価格が高騰

燃料補助廃止をきっかけに抗議デモが激化するエクアドルで、首都キトから機能を移転した政府は混乱収束に向けデモ隊に交渉を呼び掛けている。

  燃料価格高騰に抗議する先住民らが各地で道路を封鎖し、キトに向け行進する中、政府は南部のグアヤキルへの機能移転を余儀なくされた。フェロ財務次官は8日のインタビューで、貧困者が多い先住民のために政府は資金を確保していると説明。ただ、先週決定したガソリンやディーゼル油などへの補助金打ち切りは撤回しないと表明した。

  緊縮政策を推し進めるモレノ大統領は、同日午後のテレビ演説で「暴力とカオス」が勝つことはないと指摘し、「法の支配と社会の平穏を引き続き守っていく」と表明した。

ECUADOR protest GETTY Sub

キトでデモ隊が警察と衝突(7日)

写真家:ロドリゴ・ブエンディア/ AFP、ゲッティイメージズ経由

  今回のデモは政府がガソリンやディーゼル油への補助金を廃止したことがきっかけ。それにより、低オクタン価のガソリン価格は30%上昇し、ディーゼル油は2倍余りに急騰した。ただ、そうした政府の措置は、同国への42億ドル(約4500億円)の融資で合意している国際通貨基金(IMF)や、ムーディーズ・インベスターズ・サービスなどの格付け会社には歓迎されている。

Ecuador protest

先住民のデモ隊がキトに行進(8日)

撮影:Dolores Ochoa / AP Photo

原題:
Ecuador Government Holds Talks to End Chaos After Fleeing Quito(抜粋)

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