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元助役雇用の会社社長が世耕氏側に600万円献金、関電の取引先-共同

  • 「純粋な個人からの適法な献金と認識」と世耕氏の資金管理団体
  • 個々の献金は政治家がそれぞれ説明すべきものだ-西村官房副長官
自民党の世耕弘成参院幹事長

自民党の世耕弘成参院幹事長

Photographer: Kentaro Takahashi
自民党の世耕弘成参院幹事長
Photographer: Kentaro Takahashi

関西電力役員らの金品受領問題で、自民党の世耕弘成参院幹事長が代表を務める資金管理団体「紀成会」が、福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)が退職後に雇用されていた会社の社長から4年間で計600万円の献金を受けていたことが政治資金収支報告書で分かったと共同通信が報じた。

  共同によると、会社は兵庫県高砂市の「柳田産業」。社長が2012年から15年にかけ、毎年150万円を寄付していた。同社のウェブサイトによると、同社はプラントエンジニアリング事業などを手掛けており、関西電力高浜発電所構内にも事業所がある。ブルームバーグは同社に森山氏との関係について電話取材を試みたが、確認できなかった。

  紀成会の政治資金収支報告書では、柳田産業と同じ住所で同社社長と同姓同名の個人から12年から15年まで各150万円ずつが献金されている。

  世耕氏の事務所は社長からの献金について「いずれも純粋な個人からの寄付であり、適法な献金と認識」しており、「現時点では、返金は考えておりません」と説明している。引き続き事態を注視するという。また、森山氏が柳田産業に雇用されていたことは認識しておらず、森山氏との「面識も全くない」としている。ブルームバーグの取材に書面で回答した。

 西村明宏官房副長官は9日の会見で、「個々の献金については、政治家がそれぞれ説明すべきものであり、政府としてはコメントは控えたい」と述べた。

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