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GPIF、外国株と内外債券のESG投資-今月中に情報募集を開始

世界最大の年金基金、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、環境・社会・企業統治(ESG)を重視した投資を外国株式と国内外の債券まで広げるための情報の募集を今月中に始める方針だ。高橋則広理事長が9日、ブルームバーグとのインタビューで明らかにした。

  GPIFのESG投資の保有残高は3月末に日本株で約2.3兆円、外国株は環境分野のみで約1.2兆円となっている。今回の募集は外国株でESGの要素を構成銘柄の選定や割合の算定に反映させた総合型の指数と、女性活躍などの社会的な要素に焦点を当てたダイバーシティ(多様性)指数、国内債券と外国債券で環境分野に配慮したグリーンボンド指数の3つ。

  高橋理事長は、こうした分野での情報提供元と実際の投資に向けて「一緒に考えていくプロセスを考えている」と述べた。採用には、既存のESG指数への追加投資と新たな指数の両方があり得ると言う。

  今月1日に発表した資産構成上の区分を国内債扱いとした為替ヘッジ付き外債については、具体的な投資対象や国・地域に関するコメントを控えたものの、為替相場の振れなどを考慮すると「国内債だけ買うより、投資の手段が増えるのは事実だ」と話した。

GPIF President Norihiro Takahashi Reports Investment Results

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