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PIMCOのローマン氏、貿易戦争が米リセッションの原因にと警告

  • 米中の語調悪化、消費者が信頼感を失うだけで景気後退入りも
  • 英のEU離脱、合意なき離脱の方が宙に浮いた状態よりまし

債券投資大手、パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のエマニュエル・ローマン最高経営責任者(CEO)は、米中の貿易戦争が米国をリセッション(景気後退)に押しやる恐れがあると述べた。

  ローマン氏は8日、ロンドンでブルームバーグのジョン・ミクルスウェイト編集主幹のインタビューに応じ、「米経済にとって緩慢な2020年上半期となるだろう」と述べ、「貿易戦争に関する語調がこれ以上悪化した場合、単純に消費者が信頼感を失うという理由からリセッションに陥る可能性がある」と指摘した。

  PIMCOは、世界的な景気減速の中で最大の経済国である米国が「失速速度」に近づきつつあるとして、投資家に対してリスクを減らし、資本の価値保存に力を入れるよう助言している。

  英国の欧州連合(EU)離脱については、最大の問題は宙に浮いた状態だとローマン氏は指摘した。

  同氏は「たとえ合意なき離脱であっても結論があったほうが、この先2年間何も決まらないような状況よりはましだ」と述べ、「今の段階で解決策が必要だ。政治と政府、下院、そして有権者の間であまりにも分裂しているため」、何らかの解決策が必要だと続けた。

原題:Pimco’s Roman Says Trade War May Push U.S. Into Recession (1)

(抜粋)

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