コンテンツにスキップする

英国、合意なきEU離脱の場合の関税を見直し-トラックや衣料品対象

  • トラック輸入関税を従来計画から軽減、陸運業の反発に配慮
  • 衣料品、バイオエタノール燃料は引き上げ-競争視野に独自関税適用
relates to 英国、合意なきEU離脱の場合の関税を見直し-トラックや衣料品対象

英政府は、合意なき欧州連合(EU)離脱となった場合に賦課する関税を見直した。従来の計画では国内産業の競争力が損なわれる恐れがあるとして、業界関係者は政府に警告を発していた。

  英国際貿易省の8日発表によると、陸運業を支援するためトラックの輸入関税は10%へと軽減される。一方でバイオエタノールの関税は引き上げられ、衣料品には新たな関税が導入される。従来計画では輸入トラックに最大22%の関税が課されることになっており、業界の反発を招いた。

  ジョンソン英首相は合意の有無にかかわらず、10月31日にEUを離脱すると約束している。合意なき離脱となればEUにとって英国は非加盟国と同様の輸入関税の対象となるため、EU加盟国との競争で不利にならないよう英政府も独自の関税を適用する。

  バーンズ貿易担当閣外相は、「一時的な関税制度は英国経済全体を支えるだろう。英国企業の通商を支援し、世界各地から最高の商品を最適な価格で国内消費者のために輸入できる機会をもたらす」と述べた。

  国際貿易省は離脱当日に関税見直しに着手することも認め、一時的な関税に調整を加える余地も残す。

原題:U.K. Tweaks No-Deal Brexit Tariffs for Trucks, Fuel and Clothing(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE