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きょうの国内市況(10月8日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、米中交渉期待や中国株高-輸出など海外景気敏感株上げ

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  東京株式相場は反発。米中通商協議の進展期待や円高の勢い一服、休場明けの中国株高から過度の業績懸念が和らぎ、機械や精密機器など輸出、化学など素材、原油関連など海外景気敏感業種中心に上げた。

  • TOPIXの終値は前日比13.75ポイント(0.9%)高の1586.50
  • 日経平均株価は212円53銭(1%)高の2万1587円78銭

  三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは米中交渉について、「トランプ米大統領も中国も、何らかのポジティブなサインをマーケットに送りたい。マーケットにも何かが出てくるという期待がある」と言う。技術移転問題などは残るとして、「たぶん宿題を残したままのミニディールという形になるのではないか」と予想する。

  • 東証33業種は精密機器や石油・石炭製品、繊維、鉱業、化学、機械、医薬品が上昇
  • 保険や電気・ガス、空運は下落

●債券下落、リスク選好で売り優勢-流動性供給入札の結果は低調との声

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  債券相場は下落。米中通商協議を巡る過度な悲観論の修正を背景にリスク選好の売り圧力が強まった。また、この日に実施された流動性供給入札の結果が低調と受け止められたことも相場を下押しした。

  • 新発10年債利回りは一時、前日比2.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.205%
  • 新発20年債利回りは一時0.2%、新発30年債利回りは0.375%
  • 長期国債先物12月物は10銭安の155円14銭で取引を開始。午後に入ると流動性供給入札の結果や日本株の上昇などを受けて155円を割り込み、結局は29銭安の154円95銭で安値引け

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • 米国と中国の経済が緩やかに減速する中で貿易協議が完全に物別れに終わるとは想定されておらず、リスクオンの流れ
  • 加えて、日本銀行の副作用対策による国債買い入れ減額に対する警戒感があり、超長期債の地合いは悪い
  • そうした中、流動性供給入札の結果が低調だったこともあり、先物を中心に売り圧力がさらに強まった

流動性供給入札

  • 対象は残存期間5年超15.5年以下
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は2.68倍と、同年限の前回入札の2.79倍を下回った
  • 最大利回り格差は0.014%、平均利回り格差は0.012%

●ドル・円は小動き、米中貿易協議の途中経過待ちー107円台前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=107円台前半で小動き。今週開催予定の米中貿易協議をめぐって楽観論と悲観論が交錯し、積極的な取引は手控えられた。

  • ドル・円は午後3時49分現在、前日比0.1%高の107円35銭。一時107円44銭まで上昇もレンジは23銭にとどまる
  • ユーロ・ドルは前日比0.1%高の1ユーロ=1.0984ドル

マネーパートナーズの武市佳史チーフアナリスト

  • 10日と11日の米中協議を控えて読み合戦の様相だが、楽観論と悲観論が交錯する神経質な展開で、どちらにも方向感は出ていない。ドル・円の上値は重い一方、極端な悲観論は後退しているので下値は固い
  • 中国側がある程度は妥協して決裂は回避されるのが基本線とみており、ドル・円はどちらかと言えば上方向に行きやすいだろうが、今の段階で決め打ちするわけにはいかない
  • 米雇用統計で金利先安観は幾分後退しているが払しょくはされていないため、パウエルFRB議長の講演内容次第で若干は揺れ動く可能性はある
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