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日本株は反発、米中交渉期待や中国株高-輸出など海外景気敏感株上げ

更新日時
  • 中国は対米協議で合意に向け、困難な問題には工程表作成との報道
  • ドル・円一時1ドル=107円40銭台と円安、上海総合指数は堅調推移
The Tokyo Stock Exchange (TSE) building, operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), stands in Tokyo, Japan, on Tuesday, July 24, 2018.

8日の東京株式相場は反発。米中通商協議の進展期待や円高の勢い一服、休場明けの中国株高から過度の業績懸念が和らぎ、機械や精密機器など輸出、化学など素材、原油関連など海外景気敏感業種中心に上げた。

  • TOPIXの終値は前日比13.75ポイント(0.9%)高の1586.50
  • 日経平均株価は212円53銭(1%)高の2万1587円78銭

〈きょうのポイント〉

  • 中国は対米通商協議で可能な部分で合意を取りまとめ、困難な問題は来年の交渉に向け工程表を作成する用意とFOXビジネスが報道
  • 中国の劉鶴副首相、人民銀総裁らが貿易協議に参加-新華社
  • きょうのドル・円相場は一時1ドル=107円40銭台と円安-前日の日本株終値時点は106円88銭
  • 中国の9月の財新コンポジットPMIは51.9-前月51.6

  三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは米中交渉について、「トランプ米大統領も中国も、何らかのポジティブなサインをマーケットに送りたい。マーケットにも何かが出てくるという期待がある」と言う。技術移転問題などは残るとして、「たぶん宿題を残したままのミニディールという形になるのではないか」と予想する。

  この日の日本株は買いが終始先行する格好となり、先週の調整局面から次第に持ち直しつつある。財新伝媒とマークイット・エコノミクスがきょう発表した9月の中国コンポジット購買担当者指数(PMI)は51.9へ改善。休場明けとなった中国上海総合指数は9月末に比べて堅調な動きを示した。

  大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは「米中協議で上値は重くなっているが、先週のグローバルPMIが2カ月連続で改善するなど、グローバル景況感は来年に向けて徐々に明るい兆しが出ている」と指摘。さらに月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)では量的緩和、日銀会合はマイナス金利深堀りの可能性が高いとして、「景況感底打ちや追加緩和期待から株式市場が大きく崩れる状況にはない」と話していた。

  • 東証33業種は精密機器や石油・石炭製品、繊維、鉱業、化学、機械、医薬品が上昇
  • 保険や電気・ガス、空運は下落
反発
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