コンテンツにスキップする

今回の調整は半分終了の可能性、昨年12月ほどにならず-JPモルガン

  • 「10月に入るに当たっての脆弱性は高くはなく中程度だった」
  • 最終的に昨年よりもはるかに小さな調整に終わると予想

直近の株価下落前の投資家ポジションなどの指標は、今回の相場調整がほぼ半分終わった可能性を示唆するとの分析をJPモルガン・チェースのストラテジストらが示した。昨年12月ほどの大幅な調整とはならない見込みだという。

  クロスアセット基本戦略責任者のジョン・ノーマンド氏は、「調整は価格が割高で買われ過ぎており、市場の底が浅い場合に最も大きくなる傾向がある。これらの指標からランダムな衝撃のタイミングを予測することはできないが、脆弱(ぜいじゃく)性の度合いを感じ取ることはできる」と4日のリポートで解説。 「10月に入るに当たっての脆弱性は高くはなく中程度だった」と記した。

  

  S&P500種株価指数は1、2両日の2日連続で1%を超える下落となったが、JPモルガンの分析によると、その前の投資家ポジション「ほぼ中立からディフェンンシブ」で、マルチアセットポートフォリオのバリュエーションは世界の成長が通常示唆する水準に比べ若干の「行き過ぎ」にとどまっていた。また、米国株の市場の深さは「平均より下」だったものの、極端なポジションとはなっておらず大きな懸念材料ではないとノーマンド氏は指摘する。

  ノーマンド氏は「全ての指標は共通して、この調整がほぼ半分完了していることを示唆しており、最終的に昨年よりもはるかに小さな調整に終わると予想される」と記述した。

Fifth drawdown in trade war to be shallower than worst one: JPMorgan
資産2018年1月26日以降のトータルリターン
米国の投資適格債12.15%
米国債11.04%
米高利回り債6.97%
S&P5006.31%
バンガードマネーマーケットファンド3.68%
Stoxx Europe 600 (ユーロで)1.43%
MSCI新興市場株-17.57%
出典:ブルームバーグ

原題:
Market Correction Could Be About Half Over, JPMorgan Calculates(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE