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中国に謝罪したNBAを米政治家が批判-香港巡るツイート発端

  • 中国のスポーツウエアメーカーはロケッツとの協力を停止
  • NBAが「恥ずかしくも引き下がった」とクルーズ上院議員
James Harden of Houston Rockets drives the ball during the game between Houston Rockets and New Orleans Pelicans. 

James Harden of Houston Rockets drives the ball during the game between Houston Rockets and New Orleans Pelicans. 

Photographer: Visual China Group/Getty Images
James Harden of Houston Rockets drives the ball during the game between Houston Rockets and New Orleans Pelicans. 
Photographer: Visual China Group/Getty Images

香港の抗議活動に関するツイートで米プロバスケットボールNBAとヒューストン・ロケッツが論争の嵐に巻き込まれ、スポーツ界もまた多くの企業と同様に中国の難しい政治問題で標的となりやすいことが示された。

  ロケッツのダリル・モーリー・ゼネラルマネジャー(GM)が4日遅く投稿したツイートには「自由のために闘おう。香港を支持しよう」と読める画像が含まれ、香港のデモ参加者支援を表しているように見えた。このツイートはその後、削除され、同GMは「中国にいるロケッツのファンと私の友人の気分を害することを意図したものではない」とツイート。NBAも独自に謝罪した。

  ただ中国のスポーツウエアメーカー、李寧と上海浦東発展銀行クレジットカードセンターはロケッツとの協力を停止し、CCTVスポーツはロケッツの試合放送を取りやめると発表した。

  ロケッツのオーナー、ティルマン・ファーティタ氏は同チームは政治的な団体ではなく、モーリーGMはロケッツを代表してコメントしたのではないと説明。NBAは同GMのコメントは「遺憾」だとし、影響抑制を図る声明を発表した。

  一方、ロケッツの長年のファンであるテッド・クルーズ上院議員(共和、テキサス州)はNBAが「恥ずかしくも引き下がった」とし、モーリーGMによる当初のツイートは「誇り」だとコメントした。来年の大統領選挙に向け民主党候補の指名を争うテキサス州を基盤とするベト・オルーク、フリアン・カストロ両氏も中国に謝罪したNBAを批判した。

  多くの多国籍企業にとって成長の原動力となっている中国に配慮し、企業や組織が慎重なアプローチを取っていることをNBAの声明は如実に示している。

原題:NBA Apologizes as Rockets Get Caught Up in Hong Kong Controversy(抜粋)

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