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紙にこだわる米消費者-デジタル移行加速でも印刷されたレシート好む

  • ハッキングやプライバシー懸念で電子領収書に疑念
  • 環境団体は小売業者に紙レシートやめるよう働き掛け

世界ではデジタルへの移行が加速しているが、紙のレシートはなくならないようだ。

  製紙業界の関連団体の委託で実施された消費者調査では、米国の買い物客の4分の3余りが、電子メールで送信されるコピーではなく紙のレシートを持ち帰ることを選択した。

  「消費者は紙を選好・信頼しており、データの安全性について検討すべき非常に大きな懸念がある」 とチューズ・ペーパーのキャンペーンマネジャー、グレッグ・セルフ氏は指摘した。紙レシートが環境団体の標的とされる中で、チューズ・ペーパーは紙の利用を促進するために先月結成された。

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ニューヨークのターゲット店舗のレジ

  同調査によると、米国では紙を支持する買い物客の割合が71%と世界で最も高く、英国の69%、カナダの64%、ドイツの61%と続いた。1年前に実施されたユーガブ・オムニバスの調査では、インターネットユーザーの68%が物理的なレシートを好むと回答。19%がデジタルコピーを選好した。

  チューズ・ペーパーは、ハードコピーのレシートが森林破壊につながることはないと主張している。40年前にワシントンで設立された消費者擁護団体グリーン・アメリカは、森林への影響を指摘し、米小売業者に紙の使用をやめるよう促している。

  シカゴに拠点を置くチューズ・ペーパーは、紙・グラフィック業界の団体であるトゥーサイズ・ノースアメリカの関連組織。

原題:Paper or Email? Shoppers Are Clinging to Their Printed Receipts(抜粋)

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