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ボストン連銀総裁、利下げ支持派にまだ加わらず-米国の消費者を信頼

  • 労働市場は依然として引き締まっている-インタビューで発言
  • 経済についての見通しを変化させる1つの要因は米国の消費者

米ボストン連銀のローゼングレン総裁はまだ、利下げ支持派に加わらない。今年2回の米利下げにいずれも反対票を投じた総裁は週末のインタビューで、先週の弱いデータの後でも米経済は順調だと依然考えていると語った。総裁は2019年の成長率予測を2%から1.7%に引き下げたが、政策についての考えは変えていない。

  総裁は「経済が1.7%成長し、消費が引き続き堅調で、インフレ率が徐々に上昇し、失業率が3.5%であるなら、私は追加緩和の必要性を感じない」と10月もしくは12月の連邦公開市場委員会(FOMC)について話した。ボストン連銀で開催された会議に際して、インタビューに5日応じた。

Key Speakers at the Credit Suisse Asian Investment Conference

ローゼングレン総裁

Photographer: Paul Yeung/Bloomberg

  ローゼングレン総裁は製造業とサービス業、雇用に関する先週の指標が自身の予想よりも弱かったことを認めたが、労働市場は依然として引き締まっており、米消費者が引き続き成長をけん引すると確信していると述べた。

  失業率は低く、インフレ率は金融当局が目指す2%に届かないものの徐々に目標に向かっており、全体として「経済はわれわれが望む通りの状態にある」との認識をローゼングレン総裁は示した。

   ただ、経済についての見通しを変化させる1つの要因は米国の消費者だとし、株式相場が急落したり、貿易摩擦や地政学的緊張が悪化したりすれば、消費者が支出を控える恐れがあると指摘。「消費の行動学的側面をわれわれは十分に理解してはいないので、消費を注意深く監視する必要がある」と述べた。

原題:
Fed’s Rosengren Sees Slower Growth But Bullish on U.S. Consumer(抜粋)

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