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アップル、論争呼ぶ香港アプリを承認-当初の拒否から方針転換

  • 「HKmap.live」はユーザーの危険地域回避を支援
  • 法執行逃れる手助けだとしてアップストアは当初拒否していた

香港の民主主義支持を訴える抗議活動が激化する中で、アップルの「アップストア」は警察の活動を示す香港のアプリ配信を拒否していた当初の方針を転換した。

 「HKmap.live(香港マップ・ドット・ライブ)」の開発者によれば、このアプリは利用者の危険な地域回避を支援するウェブサイトのモバイル版。ブルームバーグ・ニュースが配信拒否通知の写しを確認したところ、アップルは「合法でない活動を容易にし、可能にし、奨励する」と開発者に伝えていた。「特にこのアプリはユーザーが法執行から逃れることを可能にする」と記した。

  実名を伏せ続けるため「クマ」という仮名を使う開発者によれば、アップルは4日、こうした決定を撤回し、香港での販売を承認した。「アップルは最終的に正しい決定をした」と開発者は語った。

People March In Downtown Hong Kong After Demonstrator Shot

金鐘(アドミラルティ)地区をパトロールする警官(10月2日)

写真家:ニコール・トゥング/ブルームバーグ

  開発者は同アプリについて、香港で「起こっている出来事を表示する」ために設計されたが、その情報で何を選ぶかはユーザー自身の選択だと説明。 「マップ上でアドバイスを奨励するというわけではない。究極の目標は全ての人の安全だ」と述べた。

  このアプリは当初、9月21日にアップストアに提出されたが、同月26日に決済オプションなどのルールに関連する理由から拒否された。こうした問題に対処した後、10月2日に再提出すると、ユーザーの法執行逃れを手助けするとして同日のうちに拒否され、その日遅くに審査のため再び提出していたと開発者は話した。

  アップルからこのアプリの認可についてコメントは得られていない。

原題:Apple Approves Controversial Hong Kong App After Rejection (抜粋)

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