コンテンツにスキップする

エルドアン大統領がトルコ中銀の利下げを称賛、さらなる引き下げ期待

  • トルコ中銀のウイサル総裁は利下げペースを緩める可能性を示唆
  • エコノミストは1.5-2.5ポイントの追加利下げ予想-24日の次回会合

トルコのエルドアン大統領は5日、同国中央銀行によるこれまでの利下げペースに満足しているとしながらも、さらなる金融緩和を期待していると述べた。

  エルドアン大統領はアナトリア地方中部の町キズィルジャハマムで与党・公正発展党(AKP)党員に演説し、「トルコ中銀の適切な介入により金利は合理的な水準に低下した」と指摘した上で、「さらに低下すると確信している」と語った。

  大統領は依然として金利引き下げに固執しており、それがインフレ抑制につながると考えている。7月と9月に「前倒し的な」金融緩和を実施したウイサル総裁は最近、利下げペースを緩めることを検討する可能性があると示唆。同総裁の下で、トルコ中銀の利下げ幅は7.5ポイントに達している。

  現行の政策金利は16.5%で、追加利下げが既に今月のウイサル総裁の議題に上っている公算は大きい。3日発表された9月のインフレ率は1桁台に低下し、トルコの実質金利は7.24%と、新興国では最高水準にある。エコノミストは24日の次回会合で1.5-2.5ポイントの追加利下げが行われる可能性を既に示唆している。

  大統領は「一部の人は、インフレが原因で金利はその結果だとするナンセンスを使い、西側の考え方でわれわれをだまそうとしている」と語り、金利低下が物価上昇率を押し下げるといった型破りな持論を繰り返した。

Inflation slowdown in September is pushing Turkey’s real rate higher

原題:
Erdogan Praises Central Bank’s Rate Cuts, Promises More to Come(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE