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債券は上昇、日銀買いオペ据え置きを好感-追加緩和期待が下支え

更新日時

債券相場は上昇。日本銀行が国債買い入れオペの金額を据え置いたことを受けて先物市場中心に買いが優勢となった。米国の長期金利が時間外取引で低下したことや、日銀が月末の金融政策決定会合でマイナス金利を深掘りするとの根強い観測も相場を下支えした。

  • 長期国債先物12月物は前週末比9銭高の155円24銭と、この日の高値で引けた。日銀国債買い入れオペの据え置きを受けていったん155円24銭まで上昇。その後は伸び悩んだが、取引終了にかけて再び水準を切り上げた
  • 新発10年債利回りは1ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.225%と、9月30日以来の低水準
  • 新発20年債利回り、30年債利回り、40年債利回りはいずれも横ばい

市場関係者の見方

  • JPモルガン証券の山脇貴史債券調査部長
    • オペ結果は超長期が弱めの感じだが相場の反応は限定的となっている
    • 日銀は10月のマイナス金利深掘りに向けて最終調整に入っているのではないか
    • 追加緩和で景気が良くなると思っている人はいないが、日銀があれだけ事前にアドバルーンを上げればやっても仕方ない
    • マイナス金利深掘りはイールドカーブにある程度反映されており、日銀が何もやらなかった場合は結構インパクトがある
長期国債先物12月物の日中取引推移

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超5年以下、10年超
  • 買い入れ通知額はいずれも前回オペから据え置き
  • 備考:日銀国債買い入れオペの結果一覧

背景

  • 3日の米10年物国債利回りは1ベーシスポイント(bp)低い1.53%程度。この日の時間外取引では一時1.50%付近まで低下

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.330%-0.380%-0.225%0.180%0.350%0.405%
前週末比+0.5bp-1.0bp-1.0bp横ばい横ばい横ばい

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