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【米国株・国債・商品】株が続伸、雇用統計で懸念緩和と利下げ期待

4日の米株式相場は続伸。9月の米雇用統計が底堅い内容となり、リセッション(景気後退)懸念を和らげながらも、追加利下げの見通しが維持された。米国債は長期債が続伸。

  • 米国株は続伸、雇用統計で減速懸念和らぐ
  • 米国債は長期債が続伸、10年債利回り1.52%
  • NY原油は反発、景気悲観で週間では7月以来の大幅安
  • NY金先物は小反落、雇用者数の上方修正で

  S&P500種株価指数は7週間ぶりの大幅上昇。ただ週間ベースでは3週続落となった。9月の雇用者数は市場予想をわずかに下回ったが、8月の数値が上方修正された。この統計発表後も市場では引き続き、米金融当局が今月利下げするとの観測が優勢となった。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は「米経済はいくらかリスクを抱えているものの、総じて良好な状態にある」と講演で発言。これも市場の利下げ観測をほとんど変えなかった。

  S&P500種株価指数は前日比1.4%高の2952.01。ダウ工業株30種平均は372.68ドル(1.4%)高の26573.72ドル。ナスダック総合指数は1.4%上昇。ニューヨーク時間午後4時2分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.52%。

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  ウィルミントン・トラストのチーフエコノミスト、ルーク・ティリー氏は雇用統計について、「減速という観点ではかなり中立に近いものだ。心強いものではなく、成長が再加速している印象を与えないが、ISMの製造業および非製造業景況指数を受けて浮上した懸念をいくらか和らげるだろう」とコメント。 「個人消費の伸びを維持するのに十分な雇用増があるという安心感を、投資家に与えるはずだ」と語った。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。雇用者数の増加や50年ぶりの低い失業率を受け、買いが入った。ただ週間ベースでは期待外れの経済指標が相次いだことが響き、7月以来の大幅安。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は前日比36セント(0.7%)高の1バレル=52.81ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は66セント高の58.37ドル。

  ニューヨーク金先物相場は小反落。過去2カ月分の非農業部門雇用者数が上方修正されたため、景気悪化への懸念が弱まり、売りが優勢になった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.1%安の1オンス=1512.90ドルで終了。

原題:Stocks Rally on Fed Bets as Jobs Calm Growth Fears: Markets Wrap(抜粋)

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