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10月4日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル軟調、米雇用者の伸びが予想届かず-成長減速を懸念

  4日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが軟調な展開。朝方発表された9月の米雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想に届かなかったことから、世界経済の成長減速に対する懸念が強まった。

  • ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が午後の講演で、米経済はリスクを抱えているものの総じて良好な状態にあるとの見解を示し、ドル指数は下げを縮める場面があった
    • この日上げが目立ったのはオーストラリア・ドルとスイス・フラン。ポンドは軟調
  • 9月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が13万6000人増。市場予想は14万5000人増だった。8月は16万8000人増(速報値13万人増)に上方修正された。失業率は半世紀ぶり低水準に下げた
  • 先物市場では、年末までに約35ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げが織り込まれている
  • ニューヨーク時間午後4時20分現在、ドルは対円で0.1%下げて1ドル=106円87銭。対ユーロでは0.1%安の1ユーロ=1.0979ドル
  • 来週の材料は、9日公表される連邦公開市場委員会(FOMC)9月会合の議事要旨
  • 米中の貿易協議にも注目。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、来週の貿易協議に米国チームは先入観を持たずに臨むとし、すべての議題が「テーブルの上」にあると述べた

欧州時間の取引

  ドルは欧州時間から軟調に推移。米雇用統計の発表を前に、このところの経済指標での成長減速トレンドが裏付けられるとの見方が広がった。

原題:Dollar Lags Peers as Jobs Data Add to Growth Fears: Inside G-10(抜粋)

Dollar Drops as Payrolls, Powell Speech in Focus: Inside G-10

◎米国株・国債・商品:株が続伸、雇用統計で懸念緩和と利下げ期待

  4日の米株式相場は続伸。9月の米雇用統計が底堅い内容となり、リセッション(景気後退)懸念を和らげながらも、追加利下げの見通しが維持された。米国債は長期債が続伸。

  • 米国株は続伸、雇用統計で減速懸念和らぐ
  • 米国債は長期債が続伸、10年債利回り1.52%
  • NY原油は反発、景気悲観で週間では7月以来の大幅安
  • NY金先物は小反落、雇用者数の上方修正で

  S&P500種株価指数は7週間ぶりの大幅上昇。ただ週間ベースでは3週続落となった。9月の雇用者数は市場予想をわずかに下回ったが、8月の数値が上方修正された。この統計発表後も市場では引き続き、米金融当局が今月利下げするとの観測が優勢となった。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は「米経済はいくらかリスクを抱えているものの、総じて良好な状態にある」と講演で発言。これも市場の利下げ観測をほとんど変えなかった。

  S&P500種株価指数は前日比1.4%高の2952.01。ダウ工業株30種平均は372.68ドル(1.4%)高の26573.72ドル。ナスダック総合指数は1.4%上昇。ニューヨーク時間午後4時2分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.52%。

  ウィルミントン・トラストのチーフエコノミスト、ルーク・ティリー氏は雇用統計について、「減速という観点ではかなり中立に近いものだ。心強いものではなく、成長が再加速している印象を与えないが、ISMの製造業および非製造業景況指数を受けて浮上した懸念をいくらか和らげるだろう」とコメント。 「個人消費の伸びを維持するのに十分な雇用増があるという安心感を、投資家に与えるはずだ」と語った。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。雇用者数の増加や50年ぶりの低い失業率を受け、買いが入った。ただ週間ベースでは期待外れの経済指標が相次いだことが響き、7月以来の大幅安。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は前日比36セント(0.7%)高の1バレル=52.81ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は66セント高の58.37ドル。

  ニューヨーク金先物相場は小反落。過去2カ月分の非農業部門雇用者数が上方修正されたため、景気悪化への懸念が弱まり、売りが優勢になった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.1%安の1オンス=1512.90ドルで終了。

原題:Stocks Rally on Fed Bets as Jobs Calm Growth Fears: Markets Wrap(抜粋)

Oil Records Biggest Weekly Drop Since July on Demand Pessimism

Gold Futures Decline as U.S. Jobs Data Eases Concerns on Economy

◎欧州債:ユーロ圏国債、ほぼ変わらず-米雇用統計は強弱混在

  4日の欧州債市場でユーロ圏国債はほぼ変わらず。米雇用統計では雇用者の伸びが市場予想に及ばなかったものの、前月分は上方修正された。

  • ポルトガル債は6日の総選挙を控えて、イタリア債を上回るパフォーマンスだった
  • ドイツ債はほぼ変わらず
  • 英国債はブルフラット化。スコットランドの裁判所に提出された政府文書によると、10月19日までに離脱を巡る交渉で合意が得られなければ、ジョンソン首相は離脱延期を要請する意向が明らかになった
  • ドイツ10年債利回りはマイナス0.59%、フランス10年債利回りはマイナス0.29%、イタリア10年債利回りは0.83%と、いずれもほぼ変わらず
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリ
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  • 原題:
    Euro-Area Bonds Steady After U.S. Jobs Data: End-of-Day Curves(抜粋)
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