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ポンドは1.50ドルに上昇も、ブランディワインが主要投資戦略に設定

  • EU離脱巡る混乱収拾とドル弱含みでポンドが上昇と予想
  • ポンドは国民投票開票日以来、1.50ドルを上回っていない

ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメントは、ポンド上昇を主要な投資戦略の1つに据えた。英国が欧州連合(EU)離脱で合意を結ぶことに成功し、ポンドはいずれ1ポンド=1.50ドルに上昇すると見込む。

  ポンドは2年以内にその水準に向かう見通しだと、運用資産750億ドル(約8兆円)のブランディワインでポートフォリオマネジャーを務めるジャック・マッキンタイア氏(フィラデルフィア在勤)が述べた。EU離脱を巡る混乱が解決すれば英資産に対するセンチメントが改善するほか、ドルが弱含むことも理由だという。英国とEUのいずれにも合意を締結する多くのインセンティブが存在すると、同氏は指摘する。

世界経済や債券、為替について解説するブランディワインのマッキンタイア氏

(出典:ブルームバーグ)

  シンガポールでインタビューに応じたマッキンタイア氏は「ドルは複数年にわたる下落トレンドにあるというわれわれの見方が正しければ、ポンドは1.50ドルへと上昇する可能性がある」と発言。「EUや欧州にとって弱い英国の経済やリセッション(景気後退)は全く望ましくないはずだ。英経済は成長する必要がある。英国とEUは一定の共通利益を見いだすはずだ」と語った。

  ポンドはEU離脱の是非を問う2016年6月の国民投票以来、約17%下落し、先月には3年ぶり安値となる1.1959ドルをつけた。1.50ドルをポンドが最後に上回っていたのは、国民投票の一部結果が発表され始めた16年6月24日の早朝。4日のアジア時間帯では、1.2343ドルで取引された。

  マッキンタイア氏は英国がEUから合意なしに離脱する場合でも、投資妙味が依然あると話す。「合意なき離脱ならポンドは急落する。それが買いの好機になる」と続けた。

Pound has extended losses this year as leveraged funds went short

原題:
Brandywine Bets Big on Pound With $1.50 Post-Brexit Target (1)(抜粋)

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