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バイデン親子の中国ビジネスに関するトランプ氏の話に裏付けなし

  • ハンター氏が中国の取引で利益を得たことを示す証拠はない
  • 親子の訪中時に何らかのビジネスが行われたかどうか不明

トランプ米大統領はバイデン前副大統領の息子、ハンター・バイデン氏が副大統領専用機で北京に乗り込み、取引で大きな利益を得たとして中国側に調査を求めているが、この話には裏付けがなく穴だらけだ。

  また、18年に出版された保守派ジャーナリスト、ピーター・シュバイツァー氏の著書「秘密の帝国(原題)」で指摘されたハンター氏の疑惑とも食い違っている。同書の主張についても細部に関して異論が出ている。

  ハンター氏が中国の取引で何らかの利益、ましてや巨額の利益を上げたことを裏付ける兆候はない。ハンター氏の弁護士によると、同氏は取締役を務めるプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資ベンチャー、渤海華美(BHR)から当初は報酬を受け取っておらず、父が副大統領を退任するまで株式も得ていなかった。

  さらにバイデン前副大統領が息子を副大統領専用機に乗せたことは確かだが、これはトランプ大統領も含め、歴代の大統領、副大統領が行ってきたいわば特権であり、バイデン氏自身が中国の取引に関与した証拠は存在しない。実際、この訪中時に何らかのビジネスが行われたかどうか不明だ。

原題:Trump’s Story of Hunter Biden’s Chinese Venture Is Full of Holes(抜粋)

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