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ECBビスコ氏:経済は想像より悪い、期待制御不能の危険は冒せない

  • 過度に緩和的で手に負えない物価上昇につながると考えるメンバーも
  • 「高水準の公的債務の下でのデフレという重大な危険は無視できず」

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーであるイタリア銀行(中央銀行)のビスコ総裁は、ECBの政策担当者の一部が金融政策について「過度に緩和的」であり、手に負えない物価上昇のきっかけになる恐れがあると主張していることを明らかにした。

  イタリア中銀が公開した発言記録によれば、ビスコ総裁はローマで行われたイベントで、自分を含む他の政策委メンバーは「経済情勢は想像以上に悪く、インフレ期待が制御不能になる危険を冒すことはできない」という立場だと説明した。

  ビスコ氏はその上で、「われわれは物価リスクに注意を払う必要はあるが、高水準の公的債務の下でのデフレというより重大な危険を無視することはできない」と語った。

原題:Visco: ECB Can’t Risk Losing Control of Inflation Expectations(抜粋)

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