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米ISM非製造業総合景況指数:3年ぶり低水準、雇用が減速

更新日時

米供給管理協会(ISM)が発表した9月の非製造業総合景況指数は、製造業に続いて大きく低下。世界的な減速と貿易戦争が経済を一段と圧迫しているとの懸念が強まり、統計発表直後に株価とドル、米国債利回りがいずれも下げた。

キーポイント
  • 非製造業総合景況指数は3.8ポイント低下の52.6-2016年8月以来の低水準
    • ブルームバーグ調査の最も悲観的な予想も大きく下回る
    • 予想中央値は55
  • 同指数は50が活動の拡大と縮小の境目を示す
  • 新規受注と景況指数の伸びが急減速
  • 雇用指数は過去5年余りの最低水準
Service industry employment gauge joins manufacturing in signaling slower hiring

背景

  • 米製造業に打撃を与え続けているものと同じ要因が、サービス業に対する影響も強めているようだ。サービス業は経済の大半を占め、労働力の最大部分を構成する

エコノミストの見方

ナットウェスト・マーケッツの米国担当シニアエコノミスト、ケビン・カミンズ氏:

  • 「今回の統計を見ると、より広範な経済への波及が見られ始めているとの考えに至る」

詳細

  • 9月は不動産、賃貸およびリース、卸売など4業種が活動の落ち込みを報告
  • 雇用指数は50.4に低下-2014年2月以来の低水準
  • ISM非製造業景況調査委員会のアンソニー・ニーブス委員長:
    • 「雇用に関しては多くの要因が重なっている」
    • 「一定の空席ポジションに関しては適切な人材を見つけるのが困難」
  • 景況指数は55.2に低下-前月の上昇分の大半を消す
  • 新規受注は53.7で2016年8月以来の大幅な下げ-3年ぶり低水準
  • 仕入れ価格指数は60に上昇
  • 輸入指数は49と縮小圏
  • 輸出は52に改善
  • 統計の詳細は表をご覧下さい

原題:U.S. Services Gauge Drops to Three-Year Low as Hiring Slows (2)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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