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シカゴ連銀総裁、追加利下げ必要か予断抱かず-製造業軟調でも

  • 米金融当局はまだ「リスク管理」モードにあると指摘
  • 底堅い個人消費に言及もインフレ見通しには懸念表明

シカゴ連銀のエバンス総裁は、米経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)の多くの部分が底堅いことを踏まえれば、製造業のこのところの軟調でも、追加利下げが必要かまだ確信するには至っていないと述べた。

  今週発表された一連の経済指標が期待外れの数値だったことで、市場では29、30両日の次回連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25ポイントの追加利下げ観測が広がっている。

  米供給管理協会(ISM)が発表した9月の製造業総合景況指数は10年ぶりの低水準に落ち込み、 ADPリサーチ・インスティテュートの9月の米民間雇用者数は市場予想を下回る伸びとなった。

  しかし、エバンス総裁は3日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、米個人消費と労働市場は引き続き力強く、「自分としては決定にオープンな姿勢だ」と語った。

  同総裁は「現時点でもう1回の利下げが正しい判断か否か、会合に臨んで見てみる必要があると考える」とコメント。「われわれとしてどの程度緩和的でなければならないかが問題だ。現時点ではまだ、リスク管理だ」と話した。

  FOMC内のハト派として7月と9月の利下げにいずれも賛成票を投じたエバンス総裁は、インフレ見通しを心配していると述べるとともに、インフレ率が長期にわたって2%の当局目標を下回ってきたのを埋め合わせるため、しばらくの間2%を上回る水準に押し上げたい考えを示した。

ブルームバーグTVのインタビューで語るエバンス総裁

Markets: European Open.” (Source: Bloomberg)

原題:
Fed’s Evans Is Open-Minded on Rate Cut Despite Weak Industry(抜粋)

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