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日本株は小反発、米利下げ観測で景気下支え期待-内需高く金融安い

更新日時
  • 9月の米ISM非製造業指数は52.6に低下、3年ぶり低水準
  • 米金利先物市場は年内0.5ポイントの利下げ織り込みが進む

4日の東京株式相場は3日ぶりに小幅反発。米国で低調な経済指標を受けて利下げ観測が高まり、景気が下支えされるとの見方が広がった。不動産やサービスなど内需関連の一角が買われた半面、米長期金利の低下を受けて銀行や保険など金融株は売られた。

  • TOPIXの終値は前日比4.03ポイント(0.3%)高の1572.90
  • 日経平均株価は同68円46銭(0.3%)高の2万1410円20銭
<きょうのポイント>
  • 9月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合景況指数は3.8ポイント低下の52.6ー2016年8月以来の低水準
  • 低調な経済指標を受けて年内あと2回の利下げ観測が再浮上
  • 3日の米10年債利回りは7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し1.53%
  • ドル・円相場は1ドル=106円80銭近辺で推移、前日の日本株終値時点は107円13銭
Inside the Tokyo Stock Exchange As Japanese Stocks Bounce Back

東証ロゴ

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  みずほ証券の倉持靖彦投資情報部長は「米国で製造業の悪化が非製造業にも波及してきた。金融当局は予防的な利下げに傾き経済を下支えするだろう」と話した。

  米経済指標の低調を受けて小幅安で取引を開始。野村証券投資情報部の伊藤高志エクイティ・マーケット・ストラテジストは「今晩の雇用統計も悪化するのではと警戒され、発表前にポジション調整の売りが優勢」と指摘した。

  午後に入ると上昇に転じた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストは、米利下げ観測で日米金利差が縮小して「円高に向くパターンだが、それほど円高が進まなかったことが大きい」と述べた。米アップルがスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」新型3機種の生産計画を上方修正したと報じられ、電子部品株に買いが入った。

4日は小幅に反発
  • 東証1部33業種では陸運、石油・石炭製品、不動産、サービス、食料品が上昇率上位
  • 銀行、保険、海運、鉄鋼、非鉄金属は下落
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